2011年 TEAM YDS VRITZは 新たにチャレンジします!

 アメリカ「サクソン・モーターサイクルズ社」リアルアメリカンチョッパー「SAXON」、アメリカ「エレクトリックモータースポート社」電動バイク「Native」、香港製低価格125ccバイク「みんなのバイクVS125」の取り扱いを開始しました。
弊社では、コンペティション活動を通じ、各種車両走行テスト、機能評価テスト、各部モディファイ提案、改善等、日本のお客様に安全かつ安心してモーターサイクルを扱いいただき、真の楽しさを皆様にご提供できればと思っております。
また、より一層、多彩なモーターサイクルライフのご提案が可能となっております。

みんなのバイクオフィシャルサイト

EMS日本 電動バイクオフィシャルサイト サクソンオフィシャルサイト
125cc低価格バイク「みんなのバイクVS125」
アメリカ製電動スポーツバイク「Native」
アメリカ製リアルチョッパー「SAXON」
 
■みんなのバイクVS125テスト風景  YOUTUBEに少しだけ動画がUPされています。こちらから


2011年2月吉日 寒さの残る中、三重県鈴鹿サーキット東コースにて、125ccアジアン(香港中国製)バイクとしては初の試みである全開限界テスト走行を行いました。通常のスポーツ走行においても鈴鹿サーキットでは初の125ccフルサイズ走行とあって、注目のテストとなりました。車両はサーキット走行に準じたワイヤリング、キャッチタンク等の追加以外は極力オリジナル状態とし、タイヤ、ステップ、フロントブレーキキャリパーのみを変更とします。東コースを約20周、車体・エンジンとも不具合無く、ほぼ4速5速を使い10,500rpmをキープした状態での走行となりました。参考タイムとしては1分20秒台を12周目で記録。またS字でも100km弱をキープできました。ストレートでの最高速度は、下り参考ながら11,500rpm/130kmをマーク。完成度の高さを実感致しました。

テストライダーコメント
「思ったよりも高速型のバイクです。18インチタイヤとフロントのキャスター角特性から曲がらないイメージがありましたが数少ないハイグリップタイヤを装着する事により相当カバーされます。車体イメージとしてはNS50Fに近い印象です。フレーム構成でも剛性なく高速域で大きな挙動が出るかと思いましたが、速度(G)が出れば出るほど安定する印象です。特に高低差もある東コースではS字区間からダンロップコーナーまで小排気量車では特にエンジン性能が要求されますが、トルクも十分にあるので車速の落ち込みも無く、適切なスピードでシフトと回転数を固定する事もできました。また特筆すべきはその燃費性能です。ガンガン走っても、えっ!?って思うぐらい燃費良いので耐久レースなんか面白そうですね。サーキットで使うなら、オイルクーラー、ブレーキの強化と少し口径の大きいキャブレターがあると楽しそうです。このバイクでもう少し小さなサーキットでレースやりたいですね。」


■ダイナモ上でのテスト ■スポーツ走行仕様(プロトタイプ)
1万回転以上を実現する空冷125ccパワーユニットは、OHVの2バルブ機構を搭載。クロスしたロッカーアームと短いプッシュロッドで高回転でも確実に追従してくれます。キャブレターはケーヒン製PD22。換装、セッティングも幅広く対応可能です。国産モデルとの互換性も多くチューニングの幅が広がります。 プロトタイプ車両では、スポーツ走行を考慮したショートタイプサイレンサー、エアクリーナBOXピース、バックステップを製作。シフトフィーリングの向上と高回転域のパワーUPを達成しています。タイヤは18インチ制限があるのでダンロップ製TT900GPをチョイス。タイヤ交換だけで走行フィーリングがかなり変化します。必須!
   
 
■アメリカ製電動スポーツバイク「Native Z6」実戦テストレポート  YOUTUBE動画はこちらから


2011年3月27日 伊那サーキット電気バイクレース「Zero Emi GP」に参戦しました。と言っても、直前に棄権したチームがあったのでレース形式のタイムアタックとなりました。今回は電池更新の都合と車両在庫の関係から、新電池搭載のZ6(スクータータイプ)で挑戦しました。

伊那サーキット 1.013km
前年のベストラップ 1分21秒043 ベストラップ平均速度44.998km
Native Z6のベストラップ 1分06秒157 ベストラップ平均速度 55.123km

8周トータルタイム
前年のベスト 11分03秒115
Native Z6   9分03秒750

午前中のタイムアタック時に、10周を周回したために電池容量が60%に低下したので小型発電機での充電を試みました。しかし電流が足りず思うように充電できなかったため推定75%充電で午後の決勝に臨みまましたが、ライダーがサーキットに慣れたこともあり、決勝で約1秒ラップタイムを短縮することができました。 また走行を見たレース参加者の方々も、昨年までとのスピードの違いから「電動バイクレースの本格的なコンペティションが始まる予感がする」「昨年までの牧歌的な走行ではないレースって気がする」という評価もいただきました。

ライダーコメント
「意外とすんなり馴染む事ができましたが、電気バイクには電気バイク独特の乗り方があるのが分かりました。特にコンペティションな状況ではガソリンとはまったく違う乗り方が必要になってくる。たとえばコーナーにおいても鋭く突っ込んでからモータートルクを活かした鋭い立ち上がりをすると速いかもしれないが電力を消費してしまうので、早めにコーナーに備えて減速しコーナー中の速度を維持したままできるだけ電力を使わないで加速することが求められます。決勝では充電量の不足から直線の速度は伸びませんでした(85km→80km前後の落ち)が、コーナーリングを工夫しラップタイムを短縮できました。また、フロントが浮くぐらいのパワフルさはシグナルスタートでは最高の威力を発揮します。ファイナル(スプロケットセッティング)を詰めて100kmぐらいストレートで稼げればもっと短縮できると思います。またバンク角が深くとれないスクータータイプのNativeZ6ではなくネイキッドのNativeSであるなら、もう5から7秒タイムを短縮できるはずです。この静粛かつパワフルさはとてもはっきり言って楽しいの一言!現在国内で市販されている電動バイクの中でも最高の電動バイクですね!」


■新型電池のテスト ■NativeS(レース用プロトタイプ)
次戦7月の電動バイクレースに向け開発中。 電動ミドルロードレーサーとしてモディファイ中です。
   
 
■アメリカ製リアルチョッパー「SAXONドラッグレース」実戦レポート  YOUTUBE動画はこちらから

 

2011年7月9日〜10日、岡山県笠岡ふれあい空港で開催された、東日本大震災チャリティドラッグに参加してきました。
HDドラッグレースのカリスマでもあり、世界最速の男「クレイジーTAK」こと重松健氏(ブルーパンサーシゲマツ)からのお誘いで、約13年ぶりに出場する事となりました。
そこで今回持ち込んだ車両は、「SAXON Reaper:サクソンリーパー」。リジットフレームにスプリンガーフォーク、S&S製スーパーストックエンジン(1573cc)を搭載したアメリカ製カスタムマシンです。サクソンジャパン正規輸入車ですので全くのストック状態での参戦となりました。

当日は炎天下の中、100台以上参加車両が集まり、その殆どが本格的なチューニングが施された大排気量ドラッグマシンばかりです。
レース方式は、公式戦に準じ1/8マイル(0〜約200m)をプロスタート方式でシグナルツリーに合わせスタートします。ドラッグレースでは、シグナルツリーにいかに速く反応(リアクションタイム)するかで全てが決まります。バーンナウト(リアタイヤを空転させタイヤ温度を上げる)した後、ステージと呼ばれるツリー電光管前に2台並び、2台の車両が同じ位置に着いた後ツリーが点灯します。ライダーは過去1998年〜2000年までAHDRAというHDエンジン車両のみのドラッグレースにBuellで出場しHOT−XLクラスで優勝を経験していますがどうなるやら。

結果は出走102台中、予選、決勝トーナメント含め45位(タイム:予選7.933 決勝7.854)となり、エボ系エンジンの中では好タイムを記録する事が出来ました。※決勝トーナメントでの対戦相手は同じS&Sのエンジンを搭載するHDスポーツスターでミッション構造、車重等の違いからコンマ3秒差で敗退してしまい結局そのマシンがブロック優勝を飾りました。

ライダーコメント
HD系エンジンで1/8マイルを8秒切れればかなり優秀です。ドラッグレースに不向きなリジットフレーム、スプリンガーフォークも3速全開では何ら問題ありませんでした。また、キャブレター仕様とベーカー社製の6速ミッションは最高です。ドラッグレースでは常に的確なシフト操作が要求されますが、シフトストロークも短くラフなスロットル動作でもシフト抜けを起こすことなく確実にシフトしてくれます。その感覚はとても研ぎ澄まされていますのでシルキーシックスとでも言いましょうか。リジットフレームという事もあり、スタート時のトラクションコントロールを心配していましたが、絶妙なシート位置でリアの感覚がとても掴みやすく、ホイールスピンも起こすことなく安心してアクセルが開けられます。高速時でもチャタリングや振られも起きません。ブレンボブレーキも確実に止めてくれます。キャスター、トレール、ホイールベース含めとても完成度の高い車体ですね。
エンジン系は今回ストック状態で車検対応仕様のままなのでキャブレターのジェッティングだけでも変更すれば確実にもっと速くなると思いますが、併せてマフラーも変更すれば更に向上します。構成パーツから見ても、S&Sエンジン、HSRキャブレター、ベーカーミッション、ブレンボブレーキ等、カスタムしたら幾ら掛かるの?ってコースですが、新車の状態でこの構成ですからかなりお買い得感もありますしね。ベース車には勿体無いですよ。スポーツが出来るスプリンガーなんて最高ですね。

※上記のレポートがハーレー専門誌「クラブハーレー」に写真と共に掲載されています。

 

 


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